2008年1月 8日 (火)

中国で乾杯をするときは要注意

ミクシィのニュース欄に「飲みすぎの民間療法 効果なし」という見出しがあり、思わず開いてしまいました。ニュース自体は中国浙江省の新聞報道が元ネタらしいのですが、一部をご紹介すると
「そもそも「酒は百薬の長」という言葉自体、根拠がないと一蹴。 「酒を飲んだら緑茶」というのも間違いで、正しいのは菊花茶を飲むことだという。「飲んだら吐く」という行為は、急性膵炎や胃出血を引き起こすと警告。酒を飲む前に何かを食べるなら、脂肪酸を多く含んだ肉や魚を食べるとよいと説明している。飲酒後は菊花茶のほかに、緑豆、甘薯(サトウキビ)、ミカン、大根、梨、オリーブ、豆腐などを食べるのが体に良いとのこと」
なんだそうです。日本でも飲む前に「牛乳を飲むと胃の粘膜を保護してくれてアルコールの吸収が抑えられる」とか「大根おろしを食べると酔わない」とか最近では「ウコンが良い」などと言われていますよね。結局は自分の体調と飲める量に気を付けて適度に飲むということに尽きるような気もします。私はビールコップ1杯で真っ赤になり、その後はわりと平気(全然酔わないなどと豪語はできませんが)、ただ、最近は酔うより眠くなる方が多いかな。(歳??)

酒といえば、上海時代、日本企業と中国企業の合弁会社設立調印式&食事会という宴席が多く、アテンドすることも結構あったのですが、日本人ビジネスマンと中国人ビジネスマンの飲み方の違いが面白いんです。宴席で一番多かったパターンは、日本サイドは本社から社長や副社長が、そして上海事務所(支店)の責任者、担当部門の責任者、担当者で5名前後、中国サイドも同様に社長、役員、担当部門責任者、担当者で5人前後、基本的に担当者が通訳も兼ねるといった形です。調印式は型どおりに進み、食事会は円卓を全員で囲むのですが、そこからがオモシロイ。中国人は(全員じゃないけど)まず、しっかり食べるんです。最初の乾杯くらいは日本スタイルにあわせてビールに口をつけますが、その後は温かいお茶を飲みながらしっかり食べる。ところが、日本人はビールに始まり紹興酒と続き、飲む人は殆ど食事に手をつけず飲む。(別にアル中じゃないんでしょうけど)そうすると食事が終了する頃にはもうご機嫌さん!になっているわけですね。特に日本からいらしているおエライさんは、仕事とはいえ海外に来ているという開放感と、無事に一つのプロジェクトが形になった安心感からかすっかりリラックスモード。後は部屋に帰って寝るだけ~、もしくは日頃海外で奮闘している部下達を夜の上海でねぎらうか・・・という宴会のお開き前に既に気も緩み始めた状態です。

そこで突然始まるんですねーー

いわゆる「乾杯攻撃」ってヤツです。

いきなり中国サイドのNO.2あたりの人が立ち上がります。「え~皆さん、今日、日本の○○会社と我が社は共にビジネスの世界で成功するための扉を開きました。(ここで全員拍手)この日を迎えられたのは、もちろん、皆の努力あってこそではありますがーーー、やはりーー今日ー、日本からーいらっしゃっているー△△社長のお陰であることは間違いありません!!!(また拍手)私はー今日の記念にぃ-△△社長と乾杯がしたーーーーい!!!」

この後、なんだかんだ理由をつけて「かんペー(乾杯)、かんペー(乾杯)」の嵐が始まるのです。最初の1~2杯は余裕を見せる社長さんもだんだん、ふらふらに・・・止めればいいものを先方におだてられたりすると日本男児として引き下がれないらしく、周囲が「社長は疲労気味なので不肖私が代打を!」なーんていっても「キミ~ボクも男らよ!せっかく劉さんが乾杯しよーとおっさってるのに断る理由はにゃあよ!」なんて言いながら4杯、5杯・・・私が知っている最高杯数は17杯でした。お酒の種類もツワモノの宴会では乾杯にあわせて紹興酒ではなく、マオタイ酒(アルコール度数が50度近い冷凍庫に入れても凍らないといわれているお酒です)が用意されていたりするくらいですから、そりゃ大変!上海駐在の所長さん以下が止めに入っても、時、既に遅しです。

でも、冷静に考えると始める前から「勝負あった!」なんですね。片や先ほどのミクシィの記事通り脂肪酸を含む肉や魚をしっかり食べ、菊花茶を飲み、準備万端な中国人と、一方、居酒屋状態で食事をちょびっとつまみ、ひたすら飲み「酒膨れ」状態の日本人・・・・それで乾杯による一気飲みのフィニッシュなんて無理というものでしょう。

さすがに中国サイドの前で倒れたりする社長さんはいらっしゃいませんでしたが、(エライ!)お相手が帰るのを見送った後、ロビーで倒れたり、客室まで車椅子で運ばれたりする方は結構いらっしゃいました。

中国でビジネスをするのは本当に大変ですね。

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2006年5月 4日 (木)

上海の思ひ出(料理編vol.2)

上海で初めて食べて病みつきになったものの一つに火鍋があります。四川料理として有名ですが、上海では重慶市の料理として知られていたような気がします。重慶は省ではなく中国で4番目の直轄市、(他には北京、上海、天津が市になっています)四川省のお隣ですから、四川料理といってもいいのかもしれません。
四川といえば「激辛料理」です。麻婆豆腐もそうですね。ちなみに中国で食べた麻婆豆腐はどれも山椒の辛さが特徴的でした。帰国してからなかなかその味を提供してくれるお店がないと思っていたら、赤坂にある陳麻婆豆腐というお店で再会(?)できました。新宿やお台場、横浜にもお店があるようですので食べてみたい方は是非!

で、本題(?)の火鍋・・・日本でも有名になっているようなのでご存知の方も多いかもしれませんが、中国では庶民の味として手ごろな価格でおなか一杯になるし、夏は汗をかいてすっきり、寒い冬には身体の芯から温まるという年間通じてポピュラーなメニューの一つです。鍋の半分を仕切り真っ赤な辛いスープと白濁色の辛くないスープの2種類があり、それぞれ好きな方へ肉、魚、野菜等をくぐらせ食べます。つけダレがまた特徴的で、ラー油、麻醤、山椒など色々なものが混ざっていて、これが刺激的だけど病みつきになります。今、書いていても食べたくなる。(笑)でも、上海で食べたタレのブランド名は何故か「川崎」という名前でした・・・
食材は羊や豚肉は定番、もちろん牛肉も入れます。千枚も雑巾みたいなサイズで出てきます。あとはつみれや魚団子、野菜もニラ、しいたけ、豆苗、ほうれん草、レタスなど・・・要は何でも良いんでしょうけど(笑)、春雨(中国の春雨、正しい発音はわからないけどフェンティャオというのがあって、見た目はこんにゃくを原材料とした麺みたいな感じです)、くずきりなんかも入っています。殆どの食材は万国共通ですが、帰国後、一度もお見かけしないのが豚の脳みそですね。(苦笑)これが、そのまんま!の形で、でてくるのでそういった食材が苦手な人にはツライかも・・・味は白子みたいです。一緒に働いていた日本人スタッフのIさんは豚脳が大好きで(笑)・・・当時25歳位のうら若き乙女が「脳みそサイコー」とか言いながら、ペロリと脳みそをたいらげている姿はなかなか壮観でありました・・・彼女の胃には豚何頭分の脳みそが消えていったんだろう・・・合掌

最近、火鍋をだしてくれるレストランが東京にも増えました。行ったことがないお店が大半なので論評はできませんが、私が「上海にいた頃食べていたのと近い味」と称して、火鍋を食べるときは無条件で行くのが日比谷コリドー街にある天丹です。ここのママは上海の方で昔は女優もしていたというステキな方です。最初は帝国ホテル勤務の友人に教えてもらったのですが、アヤシイ上海語を喋る私が物珍しかったのか(苦笑)、とても可愛がって頂いています。

あ~書いていたら「火鍋禁断症状」が・・・(笑) 近いうちに食べにいきたいな~。

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2006年4月23日 (日)

上海の思ひ出(料理編vol.1)

ご好評を頂いている・・・かどうかわかりませんが(笑)、上海シリーズの続編をお願いしますというメールをいくつか頂いたので、今日はおいしい料理編でいきたいと思います。前回(3/29の記事)では、いささか気持ち悪くなるようなオハナシだったのですが、今日は大丈夫・・・たぶん。

初回はチキンライスについて・・・(お弁当のこと書いていて思い出した)

チキンライスといえば、ケチャップ味の炒めたご飯だと思っていたのですが、上海着任すぐの頃に、あるお客様から「せっかく中国に来たんだから海南(ハイナン)チキンライスを食べてごらんなさい」と勧められました。そのときは「へ~上海にもチキンライスがあるんだー。でも、どうしてあんな洋食っぽいものをわざわざ中国で食べろなんて言うんだろう?」と思いながらも、ホテルマンの性(さが)で「わ~是非、近いうちに食べてみますぅ~。どこで食べられるんですか~?おいしそうだーーーー」などとお愛想を振りまいてみたものの、あまり食指が動かずそのまま数ヶ月が過ぎ、またしてもそのお客様が滞在することに・・・一応、前回「食べてみる」と言ったからには実行しなきゃと思い、近くの某ホテルへ。注文し、やがて運ばれてきたのは、豪快に皿に盛られた蒸し鶏と、丼山盛りのご飯と鳥スープでした。???・・・・チキンライスってこういうこと?予想していたものとの違いにビックリしながらも、改めて運ばれてきたトレイを見るとそこには3種類のたれ(中国の醤油、チリソース、生姜ソース)と山盛りの香菜(シャンツァイ)が添えられていました。
こういうガテン系なメニュー、結構好きなので(笑)早速食べ始めると、これがオイシイ!チキンはジューシーでコクがあり、ご飯もタイ米を鳥のスープで炊き込んであるので、つややか、かつタイ米のパサパサ感が消えしっとり、そして3種類のたれがそれぞれに個性を発揮している・・・まさに「味の宝石箱や~!!(彦麻呂さん風に読んでね)」すっかり「海南チキンライス」ファンになってしまったのでした。

日本ではなかなか同じものは食べられないのかな、と思っていたらどうやら西荻窪に海南チキンライスのお店があるようです。夢飯(Mu-Hung)というお店なんですが、一度行ってみたいと思いつつ、なかなか行けない。最近、雑誌でも取り上げられて土曜日は行列ができているとか。誰か一緒に行きませんか?(笑)

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2006年4月 8日 (土)

上海の思ひ出(乞食編)

先日、函館でホロ酔い気分のままブログを書いてしまい、翌日読み返してみて「意味がわかるようなわかんないような文章だなー」と反省しました(笑)
教訓「酔っ払いはブログは書かないこと」

さて、気分新たに今日は上海シリーズ第3弾!
私が上海に駐在していたのは1995年~1998年の3年間でした。丁度、市内ではビル建築やら道路開発やら工事だらけの状態でした。確か市内で大小あわせて10,000箇所以上で何らかの工事が行われていたそうです。そんな街中のいたるところに乞食がいて、特に子供の乞食の多さに最初は驚いたものでしたが、不思議と私は乞食に取り囲まれた経験がない・・・さては相手もこっちにお金がないことを察していたのか??それとも本能的にこいつに近寄るとアブナイって思われていたとか・・・
そんな中で唯一(?)乞食に関しての衝撃的な出来事は「乞食を誘拐しそうになった」ことです。いや、別に「営利目的」とか「磨けば光ると思った」とか、意図的なものではないんですけど、なかなかできない経験でしたね。って別に経験したから良いことでもないよね。(苦笑)

ある日の晩、日本人の友人2人と一緒に食事に出たときのことでした。タクシーを捜しているとキタキターーー!子供の乞食がわらわらと友人の一人をめがけて「パンパンマーン」(→アンパンマンの親戚ではなく現地の言葉で「お恵みを~」という意味です。)と絡み付いてきたのです。子供の乞食は足にしがみついて離れないので取り囲まれちゃうと大変だと、丁度通りかかったタクシーを強引に停めて「ほれ乗れ~」といわんばかりに友人を車に押し込み勢い良く扉を閉め、私は助手席へ・・・
「ふ~一安心」と思ったそのとき、後部座席から友人が困ったような声で「いいのさ~ん」と呼ぶのです。「ん?」と振り返るとそこには何故か3人・・・確か私は友人2人と出かけたのに何故3人???しかもそのうちの一人は強烈な異臭を放っている・・・・・

そうです。私は勢い余って友人だけでなく子供の乞食まで車に押し込んじゃったんです。

運転手さんに「ごめん、乞食乗せた」って言ったら運転手が「おいおい!やめろよ!」ってな感じで車を止め(それまでに20メートルくらい走っていたかな)、乞食を車から降ろし、私は10元(日本円で140円くらい)をその乞食に渡し、ふと車に乗った方向を見ると・・・
げげげ!乞食が集団でこっちに向かって追いかけてくる!!!そりゃー彼らにしてみりゃ私は憎き誘拐犯・・・で、「また逃げろ!!!」ってな感じで車に飛び乗り猛ダッシュ・・・(運転手さんも逃げろ~って言いながら渋滞中の道路をすごい勢いでクラクション鳴らしながら逃げてくれた)何とか事なきを得たのでした。

良かったよ~。日中間で揉め事を起こさずに済んで・・・(苦笑)

ちなみにオークラの同僚は乞食に1角(日本円で1円位、さすがに1角では何も買えない程度だとお考え下さい)を渡したら、逆に投げ返されたという経験をしていました。

「乞食に金を投げつけられる日本人」と「乞食を誘拐しそうになった日本人」・・・どちらもなかなか貴重な経験だったと思います。(笑)

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2006年3月31日 (金)

上海の思ひ出(お茶編)

このブログはココログというニフティのブログサービスを利用して作成しています。管理画面で時間帯ごとのアクセス数を確認できるのですが(このこと、知らなくて友人のRobinに教えてもらいました、へへへ、Robin、ありがとう)、その統計によると結構、午後一番で見に来て下さる方が多いらしく、前回のテーマは食後に読むにはいささかヘビー(蛇がでてきただけに、なんちゃってー)だったかもしれないので、今日は食後のお茶の話題でいきたいと思います。

中国のお茶は有名です。上海の人達は蓋付のカップに直接、お茶の葉を入れそれにお湯を注し足しながらじっくり飲みます。熱いお湯を注した直後はお茶の葉が浮いてくるので、それを「フーフー」して避けながら飲むのですが、種類は鉄観音であったり龍井(ろんじん)であったり、と人それぞれです。ただ、あまり高級なお茶を飲んでいる人はいないようです。日本でも贈答用には100グラム何千円もするお茶を贈ったりますが、普段はお手ごろなものを飲むのと同じですね。(ご自宅でも高級なお茶を飲まれている方、失礼~)
龍井茶は烏龍茶に比べると日本での知名度は多少落ちるかもしれませんが、4月初め頃に出る新茶は甘味があり、後味はさわやかで本当に美味しいです。高級品とそうでないものの味の差が激しいのも特徴といえば特徴かもしれません。最近では通信販売等で入手も可能なようなので、試してみたい方は少し奮発して良い龍井を楽しんで下さい・・・って私は龍井茶生産者の回し者ではありませんけどね(笑)
他にもジャスミン茶(茉莉花茶)と一口にいっても球状のものから花びら状のもの、普通の茶葉、それにお湯を注ぐとお茶の中から花が咲く(わかるかな~この表現で・・・)もの等々、これまた、味、香り様々で楽しめます。

でも、一方で砂糖入りウーロン茶のペットボトルがサントリーから売り出され、結構売れたり、コーヒーはインスタントにクリープと砂糖が既に入っている一人用のパックが売れ筋だったり、とちょっと不思議なものがポピュラーだったりするあたりが中国4千年の奥深さなんでしょうね。

上海シリーズまだまだあります。たぶん、ガイドブックには載っていない上海案内、しかも思いっきり偏っていますがお楽しみに~

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2006年3月29日 (水)

上海の思ひ出(食材編)

思い出話を少々・・・

上海にいた時は本当に刺激に満ちていました。今ももちろん刺激的な毎日を過ごしていますが、種類が違うというか・・・その中でもプライベートでの印象的な出来事は食に関することが多かったように思います。
見たこともないような食材がでてきて、限りなく怪しそう(失礼)だった場合に私が行っていたおまじないはビールで胃壁を洗うことでした。ま、一種のアルコール消毒ですね。どうするかというと、ビールを多めに一口飲み、飲んだと同時に円を描く様に身体をまわすというもので、イメージ的にはビールを飲みながらフラフープするみたいな・・・フラフープを知らない方は是非、リンク先でご確認下さい(笑)
本当に効果的かどうかは別としても、それで「よし、いける!!!!!」と思えることが大切なのです。中国の方から接待を受ける機会がある方で、胃腸の弱い方は是非、お試し下さい。お酒飲めない方でも一口も受け付けない、という方以外は試してみてね。でも、効果がなくて不幸にもお腹を壊しても当方は関知致しませんので悪しからず。

そんな私が「参りました!」と思った食材は

1位 断トツ「ロバの肉」
2位 蛇の血で割った焼酎
3位 屋台で食べた蛙

です。ロバの肉は今思い出しても具合悪くなりそうです。どんな味か知りたい?・・・知りたくないって言われても書いちゃうけど、例えるならはんぺんを少し乾燥させて、そこにベンジンを滲みこませた感じ。ベンジンなめたことないけど、たぶんこんな味じゃないかなーと想像させるくらい油臭い。
どうですか?想像するだけで・・・でしょ?もしかしたら美味しい食べ方もあるのかもしれないけど、さすがの食いしん坊な私も二口目に到達できませんでした。

2位の蛇の血で割った焼酎もねー。蛇は基本的に高級食材でから揚げとかは抵抗なく食べられるのですが、鍋をする時には、注文すると可愛い顔したウエイトレスさんが生きた蛇を網に入れて食卓に恭しく持ってくるんです。なんたって高級だから。で、ホスト(お金を払う人)はそれを手で持ってみて「うん、しっかりした重量感のある肉の多そうな蛇だね」とか何とか言いながら鷹揚に頷くと、次にそれが身は食材となり、肝や血は中国の焼酎で割られて、食卓へ・・・で、その貴重なお酒はホストが権利として飲むことができる・・・いえ飲まされるのです。・・・・ぐえっ!肝は噛まないで飲み込んじゃうので問題ないのですが生臭い血で割られた焼酎はたとえほんの少しの量でも、いつまでも口に残って気持ち悪い~。でも、滋養強壮に良い貴重品なんですね。(私は一生飲まなくても良いけど)

3位の蛙は、シチュエーションの成せる業、とでも申しましょうか。基本的に屋台には行かない主義だったのですが、帰任も近づいたある日、どうしてもと誘われ、ついにデビューすることに。「ここの蛙は高級レストランに負けない」という同行者のコメントにより、蛙の焼き鳥(あ、鳥じゃないから焼き蛙か)を頼みました。確かに蛙は香ばしく焼けていて鳥のささ身にコクを加えた感じでおいしかったのですが、食べた後、ふと、気がつくとさっきまでゲロゲロゲロゲロ♪と草むらで鳴いていた声がぴったりと止んでいるのです。「・・・・・」もしや草むらにいた蛙はいまや私の胃の中に~????こっちがゲロゲロだよー。だって食用とは限らないんだもん。
でもね、話はそれで終わらないんです。もうそろそろ営業終了ということで、無理やりお勘定をさせられ、店のおじさんと同時にその場を立ち去ろうとした、その時!おじさんは私達が食べていた焼き蛙を刺していた金属製の串をささっと水でゆすぎ(その水もたいがい汚いけど)、何事もなかったかのように自分が乗ってきた自転車に・・・・・っていっても荷台じゃないですよ。なんと、それは自転車のスポークだったんです。
もう、何も言うことはありません。ホテルの自室に帰り、手遅れかと思いながらも一人必死に冒頭のビール消毒をしたのでした。チャンチャン。

でも、結局お腹を壊すこともなく肝炎になることもなく、無事に3年の勤務を終えて帰国できました。要するに「病は気から」なんですね~。今後、海外の衛生環境が悪いところで食事をする機会があるかどうかはわかりませんが、そのときはビール消毒で私は乗り越えようと思います。(笑)

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